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「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか」を読んで
2020-08-11
マーケティングを支援する会社「ビッグビート」を経営しておられる
ビッグビート代表取締役濱口豊さん(土佐高校の後輩です。昨年同窓会広島支部でマーケティングをテーマに講師をして下さった方です。)のフェイスブックに「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか」の著者「山口周」先生をお招きされると載っていたので、さっそく本を購入し読んでみました。まだまだ浅い読み方だと思いますが「論理的・理性的な情報スキルの限界が来ている。クオリティーの高い意思決定をするためには、内在する美意識、感性が重要である。美意識が高いほど真であり、美である。美意識はスピリットから湧いてくるものです。」などの言葉が書かれていました。コロナ後の世界は、便利さだけでなく、より質を求められる時代になるのだろうと感じました。それゆえに日頃から美しいものに触れ、感動できる感性・正しく判断できる能力を培っていかなければならないと思いました。
デイサービスの中庭に畑ができます。
2020-04-07
今まで観賞用の庭であったデイサービスの中庭に畑を作ります。以前より作っていたおひさまの裏にある畑にはもうジャガイモを植えました。デイサービス中庭の畑はこれからです。土いじりができて自然と一体になれる時間が利用者さんと生まれるといいなあと思っています。ジャガイモ畑とこれから畑になる庭の写真を載せています。
全国重症児者デイサービス・ネットワーク 第6回全国大会in東京
2020-02-18
2月15日 16日の二日間
全国重症児者デイサービス・ネットワークの主催する全国大会がありました。「重症児者の未来のために!福祉と医療の融合化」がテーマでした。鈴木理事長の著書「なければ創ればいい」が初出版となり、大変熱い大会でした。初日は医師の先生方びわこ学園医療センター口分田先生の講演がありました。この子たちは確かに生産している。困難な中で生きようとしている姿そのものが生産、共感というう間柄を生産している。身体的反応で、心を感じあう喜びが生まれる。この子らを世の光に」など創始者糸賀先生より受け継がれた数々の重症児への熱い思いでした。翌日10:00からはは、岡山に重症児施設を造り、川崎医療福祉大学の設立にも関わられた医師の末光先生からの医療・福祉の融合について、その歴史と熱い思いを頂きました。11:00からは重症児をお子様に持たれておられる衆議院野田聖子先生・山本博司先生や重症児を共に考えておられる新井聴先生なども登壇され、重症児の保護者でありながらデイサービスを立ち上げておられる3名の事業所代表から現場の声を聴いてくださいました。
午後からは各部門の文化会もあり、大変熱いすばらしい全国大会でした。捨て身で重症児のためにあたりあがられた鈴木理事長の思いがあったればこそと感動しました。
「ボケますからよろしくお願いします」 の映画上映会
2020-02-09
11月26日リーガロイヤルホテルで「ボケますからよろしくお願いします」の映画を見ました。呉出身の映像ディレクターの信友直子さんがご両親の映像を撮り続けたドキュメンタリーでした。お母さんに認知症が発症したのはお母さん85歳お父さん95歳だっととのことです。それまで何もしなかったお父さんが家事をひきうけて(頑固なまでにわしがやると)洗濯したり、たたんだり、買い物行ったり、ごみ捨てたりされるようになり、東京で仕事をしている娘さんが、仕事を退職して家に帰るといっても頑としてわしがやると言ってやり通されている映画でした。途中だんだん大変になり、介護保険のお世話になろうと娘さんが案を出してもなかなか他人の介入も受け入れず、大変だったようですが、本当に来てもらうと二人とも愛想よく対応され、実際にはデイに行きだしておられました。お母さんも家では行きたくないと言ってぐずりますが、社交的な方だったので行くとお友達もでき、ご機嫌よく過ごされておらっる様子でした。高齢社会これから一番大きな課題、認知症の方が増えるという時代にあり、大きな学びでした。どこまで行っても信友さんはお父さんの声を信じ、危なくても遠くからそっと見ておられる。すごいなと思いました。
一般社団法人重症児者デイサービス・ネットワーク主催 重症児者・医ケア児対応スキルアップ研修
2020-01-21
午前2020年1月19日「重心児への医療的ケア」と題して埼玉医科大学総合医療センター小児科医師の奈須 康子先生に「重心児への医療的ケア」と題してお越しいただきました。場所はひと・まちプラザ5階で行われました。参加者は事業所スタッフ、障害児、そのご家族、医療者、学校関係 色々な方のご参加を頂き、盛会に終わることができました。先生のお話は他分野にわたり、時間が足りないくらいで、10:00~15:30までアッというまでした。開会時には市会議員の山路先生からのご挨拶を頂き、午後からはRCCの取材を受け、夕方のニュースで流していただきました。
講義内容
午前は 重症心身障害児」医療ケア児対策の歴史や法律、学校における医療ケア児対策等まとめていただきました。また、
支援者が気を付けなければならないのは、けいれん、呼吸障害、誤嚥、肺炎などの症状が気持ちを分かってもらえなかったストレス・緊張からも起きることがあることに目を向けなければならないということを訴えられました。
午後からは、誤嚥の防止、呼吸療法の重要性、また気管切開のメリットデメリットについても触れられました。痰が上がってこないときはカニューレの閉塞、肉眼形成などが考えられる。かゆーれの交換の具体的指導などもありました。
最後に日頃思われている重症児、医療ケア児への気持ちを厚く述べていただきました。
A君 生まれた時から障害を持ち、在宅酸素をを使用して必死に明るく学校にも行けた。お兄ちゃんも家族も皆がかわいがった。小学生の時なくなったが、神主さんもこの子は町の宝物だと言って、明るいお葬式をした。神主さんは50年祭まで教えてくれたのでお母さんがそんな先は私生きてないというとお兄ちゃんが「お母さんが僕が見るよ」と言われました。
その他さまざまな事例を挙げていただきました。【いずれも障害を持って生まれた児童、そしてご家族が、本当の気持ちに寄り添い、生きるを支援するのが、支援者のあるべき姿です。呼吸器をつけていてもそれは延命ではなく、生きるための支援です。】と熱く私たちに語り掛けてくださいました。
大きな障害を持っていても、ご家族との出会いの為、一緒に生きるために生まれており、大きな意味を持っているのだということを強く感じました。